「技術書典7」参加してきました

こんにちは、杉田です。9/22に池袋サンシャインシティにて開催されました「技術書典7」へサークル参加してきました!

せっかくなので、今回の参加についてまとめてみようと思います。

  • そもそも「技術書典」て何?
  • 本を出そうと思ったきっかけ
  • 準備状況
  • いざ当日!
  • 今回の頒布結果
  • 当日の反省点
  • 販売後の反応
  • 通販はじめました

そもそも「技術書典」って何?

「新しい技術に出会えるお祭り」として達人出版会様が立ち上げてくださってるイベントです。

ホームページ: https://techbookfest.org/

約年2回ほどのペースで開催され、プログラミングなど最新技術の沢山の技術書に出会えるお祭りなんだそう。

驚くのは参加人数の多さ。毎回1万人近い参加者数を記録しています。

今年も一般入場者数は9,700名(ユニーク数の速報値)を突破。サークル参加者数は500前後だそう…すごい………。 安定した人気の高さを伺えます。

本を出そうと思ったきっかけ

今、Dottaniaというシミュレーションゲームを作成しているのですが、データベース用のスクリプト(つまりプログラムですね)を自分で組み立てて作っていました。

過去製作したゲームではアイテムごとにデータを取り込んでいたので、膨大なスクリプト量が必要でした…絶対無駄な処理だよ……こんなんもうイヤ……つらい…となっていたので、新作ではしっかり研究し、考えて自分でスクリプトを組み立ててました。

インターネットなどで調べても、なかなか資料が出てこないんですよね。配列を使えばどうにかなりそう、でもその配列をどう書けば…??という詳しいことが分からない。

プログラミングをしっかり学んできた訳ではないので、最初は本当しんどかった。何も分からない状態で作るのはなかなか骨が折れました。

半年以上自分なりに研究を重ねてようやく、配列の扱い&データの処理ができるようになりました。が、がんばったぜ…

自分でできるようになったものの、同じように分からず苦しんでる方がいるかもしれない、とふと考えました。インターネットでも書籍でも、Unityでデータをどう扱えばいいか、解説しているものはありません。

アイテムが増えたり減ったりしたらどう処理する?持ってる一部のアイテムだけデータを抜出したいけど、その抜粋ってどうやるんだろう?そういった記述はどこにもありません。

もしかしたら書けば悩める誰かの手助けになるかもと考え、執筆を決意。

実際、需要はどうかな~とツイッターで呟くと、思った以上の反応。

聞くとCSV(エクセルデータなど)をインポート(データをリンクして直接引っ張ってくること)してる人が多いよう。直接Unity上で処理をすませてる人は少ないようなので、作ったら見てはもらえる可能性はあります。見てみたいという方もけっこういました。

これは…やるしかない!と意気込んで技術書典7へ申込み、無事当選となりました。

準備状況

平日ゲーム作る時間を惜しんで、約1週間ほどで書いたと思います。冊子版の入稿は7/23に終わらせました。約2ヶ月前!えらい!!!

困ったのが印刷部数です。技術書典は需要に沿っていれば沢山買ってもらえる可能性があるとのこと。しかし、やりすぎて息の根が止まる可能性があります。

需要はあるかなとは思ったのですが、新参者かつ実績の少ない人間ですから、手にとってもらえる可能性は低い。めっちゃ悩みました。

悩みに悩んで決めた冊子版の部数は 150部 用意することに。爆死(買われなく)しても死にすぎない、懐が多少えぐれる程度にしておきました。

電子版ヨクワカラナイ…電子版ノジュヨウ…??という状況だったので、ダウンロードカードはとりあえず 300部 用意。お値段お手ごろで印刷できるので、これはどう転んでもいいやという考え。

当日売るものはできたので、あとは売り子さんの確保。同人活動中、50部売るにも1人ではつらかったので、この部数を売ると考えるなら最低1人誰かにお願いしたいところ。

友人に声かけようかな~と思いましたが、主催様の粋な計らいが。

それは「サークル参加者向け託児サービス」。子供をイベント中預けることができるのです!

事前にアンケートが回ってきた際には「子供は旦那に預けよう」としか考えられず、誰か他の人に預けるなんてまったく考えてませんでした。

ところが、旦那の某転職相談イベントに家族でついてったところ、子供が託児スペースに自分から行きたいというじゃありませんか!

えっ、そっちのほうがいい!?そりゃあ、おもちゃも沢山あって楽しそうだし、大人の話聞いてるよりいいよね…そーだよね~……

迎えにいったときもニコニコで、大人が心配するよりも子供は楽しくやるんだとわかりました。預け先も保育のプロがいるんですし、気にしなくてもいいのかも…!

そんな訳で思い切って子供二人を預けることに。そして旦那さんに売り子を手伝ってもらうという新たな展開を迎えました。

いざ当日!

子連れなので近くの駐車場を一日借りて参戦。サークル参加用の通行証を受取り、サークル参加列へ並びます。この列、めっちゃ長い…そりゃそうです、500近いサークルが参加するんですから、各スペース売り子さん用意したら1000人強……すごい人数な訳です。

子供が大人しく並ぶわけはないので、旦那に並んでもらって先に託児スペースへ。すでにほとんどのお子さんが預けられていて、部屋では赤ちゃん組の泣き声が響きます。親と引き離されてるんですもの、しょうがないよね……さすがのうち子のも、上の子は不安そう。(※下の子はけろっとオモチャに突進、「ママいってらっしゃいー!」なんていうので心配せず)

上子の潤む瞳に怯みながらも預けることに。担当スタッフの方があたたかく迎え入れてくれたので、申し訳ないと思いながらお願いしてきました。

戻るとサークル入場がはじまってました。旦那と合流し自分のスペースへ急ぎます。

この時被チェックを確認。被チェックとは、主催さまが用意してくれてる電子サークルチェックリストがあるのですが、これをチェックすると、サークル主にそのチェックされた数が確認できるという仕組み。来てみようと思っている方の人数が分かるので、ありがたい。

うちのサークル最終被チェック(当日)はこのとおり。なかなかいい数字です。

スペースへ到着すると、旦那へまずはおおまかな流れを説明。 こういうイベントに旦那は出たことないのですが、頭がいいのでのみこみが早い。新刊150冊も搬入口から1人で持ってきてくれるし、本当頼りになります。

スペースを作って、新刊を置こうとする前に、旦那と新刊への差込み内職。データダウンロード用のHPアドレスが変わってしまったので、新しいアドレス書いたシールをぺたぺた貼っていきます。貼ってて思いました、

150部以上に貼るの、たった一枚でもめちゃくちゃしんどい。

差換え、もうダメ絶対(泣)

ばたばたと時間は過ぎていき、ついに一般参加の入場時間に。

沢山の拍手の中、技術書典の始まりが告げられました。雰囲気があたたかくて、シール貼りながらほっこり。

始まると会場は人であふれかえります。トイレ休憩に入るのも、人をかきわけて進むのが大変。なかなか進めません。熱気があって、沢山の技術や知識がここに終結しているのかと思うとワクワクが止まりませんでした。

スペースへも沢山の方々が足を運んでくださいました。「Twitterいつも見てます!」と声をかけてくださった方もいて、嬉しくて飛び跳ねそうでした…!本当にありがとうございます!!

終了一時間前には、旦那に言って子供たちもイベント会場へつれてきてもらいました。上の子から「ママばっかりお店やさんしてズルイ」と言われていたので、2件ほど子供たちにお釣りを渡してもらうことに。お付き合いいただいた購入者様、ありがとうございます…!!

子供たちは上の子がしっかり下の子を面倒みてくれてたみたいで、二人とも喧嘩することなく仲良く過ごしたようです。Twitterで保育状況(顔は隠れてますが)も確認できて、安心してお任せできました。

終了後、 カーナビ一時不能で池袋駅前で迷子になったものの、無事帰ることができました…!

関わってくれた方々、ご購入いただいた皆さま、そして家族のおかげで楽しく過ごせました。本当にありがとうございました…!!

子供がいても、技術書典はサークル参加できる!

これって本当にすごい試みです。主催様&にじいろポッケ様、本当にありがとうございました。

今回の頒布結果

経費や頒布状況など、せっかくなので集計してみました。参考にどうぞ~!

経費

  • イベント参加費         7,000円
  • 印刷費(冊子版155部+予備8部) 60,594円
  • 印刷費(電子版300部)      1,720円
  • 駐車場代          1,700円

経費合計  71,014円

頒布状況

冊子、電子ともに800円で頒布しました。販売冊数は以下の通りですので、売上額は特に明記しないです。

  • 冊子版 90部
  • 電子版 10部
  • 名刺のみお持ち帰り 約10名
  • 立ち読みのみ 約40名
  • 質問あり 約5名

電子版の爆死っぷりがたのしいですね!!めっちゃ笑ってますwww刷りすぎぃー!!刷るなら多くても100部でよかったですね~未知数だったので、まぁしょうがない!

経費としまして、本来ですと売り子さんへお礼もすべきです。旦那にいくら欲しいか聞いたところ………

旦那「え、いらない。その分ゲーム作るのに使ってよ。あ、じゃあコーヒーおごって」

とのこと。ううっ…ありがたい…!!いいゲーム作って、いつかお返しするからね…!!

お立ち寄り&ご購入いただいた人数をカウントすると、当日被チェック以上に来てくださったよう。ありがたいことです…!!

当日の反省点

①お釣りが危うい

100円玉を50枚、あとはお札を少々用意。これで、800円のものを技術書典で売るのは

めちゃくちゃあぶない!!

2回ほど換金に走りました…2倍の100枚ほど用意したほうが無難です。

同人イベントだと「開始当初は小銭で支払う」ってのが買う側も意識してくれることが多いですが、技術書典はそんなことないです。お札が基本。小銭は持たず、なんなら電子決済はできます?と聞かれてしまう……うぅ、申し訳なかったです……。

対策として電子決済を導入するか、販売価格をお釣りのいらない価格設定(例えば千円とか)にするのがいいですね。電子決済は技術書典では主催様が準備してくれてたので、登録しておけばよかったと後悔しました……お買い上げいただいたうち5名前後は電子決済希望だったので、やっといたほうがもっとスムーズでしたね。

②全ページ立ち読み対策

全ページをじっくりまるまる時間をかけて読み、買わずに立ち去る方がいました。

50時間以上の時間をかけ、お金をかけて発行したものです。知識の盗み取りをされたようで、あまりいい気分はしませんでした。

長くいられると他の方を並ばせてしまったり、よそのスペースへ移ってしまったりと、近くのスペースの方へご迷惑をかけたり、機会の損失にもつながってしまったように思います。

こちらのスタンスとしては、見本は買いたい情報があるかを知るために置きたいなと思いました。サラッと読んで、ほしい情報かどうかを参加者様に判断してもらいたい。

ですので、一部だけ公開する方法をとったほうがいいかなと思います。冊子の後半のページをビニールなどで閉じてしまうか、本屋さんで見かけるお試し小冊子を作るかなど。QRコードでHPに飛ばして、電子で一部公開するのもいいですね。

Twitter上でもやはり困ってらっしゃる方はいました。対策していきたいですね~!

③質問

技術的な質問について、答えられる時と分からない時がありました。Unity以外のお話などはよく分からず、答えられなくて申し訳なかったです…すみません…もうちょい勉強しよ………

販売後の反応

感想とかないかな…読んでいただいて、わかってもらえたかなぁ…と不安でエゴサーチしまくる私。ありがたいことに感想を言ってくださる方々がいらっしゃいました。

うぉぉぉぉおおお!!!うれしいーっ!!!レベルの高い著作と並ぶと畏れ多くもありますが、誰かの手に渡るというのは本当に幸せです…!!

通販はじめました

イベントも無事終了しましたので、通販もはじめました。

技術書典へ来られなかった方、Unityでデータベースの作り方に悩む方へ届いたらいいなと思います。ぜひ、一度みていただけたら嬉しいです。

https://sugitaya.booth.pm/items/1572983

長くなりましたが、技術書典についてまとめてみました。

また出たいなー!!新しく書きたいこと思いついたら、また参加してみようと思います!

ではではっー!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です